kimochi


現代、着地点は無い。俺はというといい加減寝る時間も、眠気を掴み損ねて天井を見つめたり、こうして再度駄文を連ねたり、どうもこうもない感じ。
ツイッターやってた時に得たものに、”飛蚊症”という言葉を知った事がある。ヒブンショウ。
あの、目の前を、蚊というか、透明のアメーバみたいなのが、目の動きにあわせてぬらぬら動いて見えるやつ。アレを飛蚊症というらしい。この文章が通じるなら貴方も飛蚊症という事だろう。かくなる某も飛蚊症。あなたもサザエさん、みんなもサザエさんアンパンマンは君だ。俺があんたの赤貝だ。ほらもう何言ってるか解ら(以下省略
さてこの飛蚊症、結局よく解ってないらしい。何が解ってないかというと、何か重い眼病の兆候であるとか、そういう事にそもそも関係があるのか、よう解らんらしい。ひとつ気になるのは、俺はいつ頃これに気づいたかは忘れたが、間違いなく年々酷くなっている事である。そういえば最初は、目の上を目ヤニが移動してるのかと思っていた。いずれにしてもあんまり格好のよろしい話じゃない。ヤニという言葉の響きがいかん。あ、でも因みに本当はヤニというのは仏教起源の言葉で、鬼神を意味する”ヤクシャ”(”薬師”の語源でもある)の女性系であるヤクシニーが訛ったものと言われている。ヤクシニ−は松明を手にして夜を照らし朝に変える、明けの明星を神格化した存在と云われ、その松明の松ヤニはヤクシニーの御加護が得られる神薬として、古代インドでは儀礼などに用いられていたという。まあ嘘だけど。
あれ何の話だっけ。まあいいんだ、そもそも言いたい事なんて、ここぞと言葉にしたって何も伝わりゃあしねえ。俺はどうでもいい話をしたい。何の身にもならない話を重ねて、そこからもんまりと滲み出てくる共感を得たい。意味が解らん言葉で、意思の疎通を図りたい。貴様に伝えたい、俺のこのkimochiを。
暇を見てはちょくちょく模型を作っているんだが、中々得るものがある。特に、色の話。1度塗っただけでは決して出ないという事。錆とか、雨垂れとかを表現するのに、一見色が着くかどうかも解らないくらいまで薄めた塗料を塗って、乾く前に溶剤を含ませた筆で拭き取る。これを何度も繰り返し、自然と残っていく色のアトの積み重ねが、元々の色に微妙な変化をもたらし、それを意図的に操作して、錆とか雨垂れとか、経年劣化だとか、埃汚れに見せる。あれ何の話だっけ。
そうそう、だから、実際の雨垂れだって、透明の雨が降って乾いてを繰り返して、色として残るもの。何の色も意味もなさそうな言葉の雨をしとしと降り重ねて、お互いの元の色は変わらないけど、少しだけ味わい深い色合いになればいい。ってこれ綺麗過ぎてちょっと気持ち悪い。別に誰かを口説きたい訳じゃないしこんな文句で口説かれる女は嫌だ。俺はどうでもいい話をしたい。犬猫畜生、アンド、ユー。ほらもう何(以下省略
貴様に伝えたい、俺のこのkimochiを。アカシア、死神、ペトロール多部未華子。赤貝