2011年03月17日









計画停電があり昼過ぎに退社命令。帰路の街はところどころで停電しており、あまりにも静かで、何処か寂しそうな感じがした。でもそれはもしかしたら元々持っていた表情なのかも、とも少し思った。いつも笑ってくれる人の、ふと見かけた少し物憂げな顔。いいよそれで、と思った。うまく言葉に出来ないが、ともかくそんな事を思いながら帰宅。手元の電気だけを残して毛布にくるまる。何だか知らねえが寒い夜だった。ただ何となく、この生活が暫く続いてもまあ、それはそれだなと思った。
赤貝