さよならセプテンバー

さて、日記どころかここ数日はtwitterも覗けてない程にクソ忙しかった。クソが忙しかったしクソっぽく忙しかった。クソっぽーく、クソっぽーく笑う女の子がおりますよね。クソポークだったら売れなさそうだな。マクダーナルベーコンクソポーク。売れなさそうっていう以前の問題だな。嗚呼、こんな微塵も価値のない脳内垂れ流しを書けるこの平和よ。ピンフじゃないよヘイワだよ。麻雀なんて学生以来一度もやってねえ。またやろうとも思わん。何なんだあの負の空気。違う、こんな話がしたいんじゃない。違う違うそうじゃない。もっとそこ。そうそう。そこを強く。強くっていうか強めで。ちょっとじらして。じらさないてもっとじらして。じらしてジェラシー。何言ってんだ俺。でも、こんな世界を待ってたのあたし先生アイムソーリー、フォークソングじゃ踊れない。フォークソングじゃ踊れない!ああマリーズかっけえなあ。
何の話だったっけ。そもそも何かが言いたくて書いてる訳じゃないから元の線路に戻るの難儀するな。まあ戻る必要はないけど、日記を書いておこうっていうのが目的で、意味のない言葉を羅列して遊ぶのはtwitterでやればいいし、で、だ。

この暫く、とても忙しかった。勤務先は外資で1年をクォーターなんつって4つに分けてその都度いちいち締めがあるので、3か月ごとにやたら忙しい時期が来る。クォーターパンダー。2世代前に普通の熊の血が混じってるクォーターパンダ、っていうのを今思い付いたけどそれは関係ない。兎も角9月も締めで盛り沢山忙しかったんだが、悲しい事に毎度の事だし何とかなってる自分はいる。生活は自分の為にしてる事なので納得はしているが、少々愚痴って空気抜きをしたいだけ。8時に家出て日付変わったのが何日あったっけな。26時帰宅が2回、27時帰宅が1回。馬鹿みたいだなって思うけど金が手に入るからな。って書くと賞金稼ぎみてえだけどただの社畜だ俺。洒落っ気も色気もなく顔をテカらせて毎日働いてるだけの歯車だ俺。クリエイティブもアーティスティックもありゃしねえ、パーマネントも当てられねえし髭も生やせねえ飼い犬だ。でもロッキンロールはポケットのどっかにある気がすんだよな。どうだい格好悪いだろうこの文章。噂ではロッキーンロールは死刑らしい、最後の時に地獄行らしい。どうでもいいけど芥川の蜘蛛の糸に出てくる釈迦は傲慢を感じる、わたしに似てて大嫌いだ。
このくらい働いた時期の帰宅時、もう感情がすっからかんになってて、それこそ明日世界が終わりって言われてもああそうなんだってしか思わない位に空っぽになってる感覚があるんだけど、唯一何が嫌って、音楽聴いてもまったく頭に入って来なくなる事が嫌だ。すごくよく知ってる曲、ああこの曲好きだったなあ、って思ったりする。だったって何だよ。でもこん時ばかりはそう思ってしまう。渾身の演奏も、安いシンセで打ち込んだただリズムだけあってる心スカスカの譜面だけ追った演奏と変わらなく聴こえる。じゃあ聴かなきゃいいじゃないかとも思うんだが、通勤時に音楽を聴く習慣だけがそうさせている。何が言いたいんだっけ、そうそう最初から言いたい事なんて何もないんだ。いやそれは微妙にニュアンスが違っていて、言いたいというか単に吐き出したい言葉があるだけで、どっかに伝わってほしいとかがない。伝えたい言葉はしかるべき手段で伝えるし。あれ何の話だっけ。

昨日夜中に帰ってきて、覚えてないが鞄も靴下もズボンも部屋に入りながらめりめりと脱いだんだろう、Yシャツにトランクスというスタイルで布団でブッ飛んでいた。目が覚めて俺である。いや俺であるわそれは。目が覚めて朝である。学生の頃は20時間くらい寝たりもしたがもうそこまでは出来ない。どんだけ眠くてもある程度で起きちまう。じじいが早起きなのがよく解る。さて起きて俺、冷蔵庫に向かい烏龍茶を飲み、部屋に戻り窓を少し開け天気を確認。出掛けるつもりなどなくても天気が良ければイエイ。洗濯機を回そうか、会社の服と普段着は脱水の有無という理由で分けて洗うのでこの山をよお、掻き分けるのが面倒でよお、でここには書けない位の壮絶な努力の末に今洗濯機は回っていて、俺は優雅に今作業机の前にてこの愚にもつかない駄文をしたためている次第。もうじき宅急便が来るはずだ。来たらやあ、君か。と言ってやろう。言わねえけど。何が届くんだっけな。

と、ここまで書いて俺は俺の1日を夜まで過ごした。今や夜である。

結局twitterでやってる無意味な言葉の羅列のロングバージョンみたいになったが、脳に沸き立つ言葉をロクに吟味もせずに吐き出してゆくこの作業はたまには楽しい。意味なんかないね、意味なんかない。今にも僕は泣きそうだよ。そりゃあ佐藤伸治がそう歌えば女の子は喜ぶだろうけどさ、俺が泣いても木偶の棒が塩水に濡れた様に見えるだけでどうにもなりゃしねえ。愛なんかいらねえ。大体お前のそれは愛じゃねえだろう。じゃあエロい事をしてくれ。って言ったらしてくれないんだろ。いやしなくていいんだけどさ。したらしたでえらい面倒くさい、というかほぼジ・エンドにしかならないし。女の子がそういう生き物だって事はもう知ってる。そんな事がしたいんじゃないんだよな。いやそんな事もしたいんだけどさ。本当にがっつり来るものが欲しいんだよ。それが本当なんだわ。ただそれはどうにも手に入りにくいし、俺自身そのお膳立てが苦手なところがあって、どうにもね。でも少しづつでいいから近づかないとね。あれ何でこんな話してんだっけ。こんな読みにくい、しかもほぼ意味のない文章読んでご苦労さんです。

とうとう辿り着いた、ここが堕落の果てだろう。ヘイ、気分はどうだ。クソ忙しくて退屈な、システムと生活に追われるだけの、格好悪い世界。俺は今起き上がって、眠気をゆっくり転がして楽しんでいるだけだよ。何も考えなくてもいい、考えるのが楽しいなら何か考えればいい。それも嫌なら、俺がばらまく意味なんかない言葉の羅列を目で流して、ああこいつ馬鹿だなあとか思いながら、布団に潜り込んでパンツの中に手を入れて色々いじって納得したら寝ればいい。ほらもう何言ってるか解らないでしょう。毎日夢を見てるだけなんだよ。

そうこうしてるうちに10月もまた行ってしまうのだ 2011年10月1日、赤貝